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天かす(揚げ玉)による火災発生の防止
 
 
平成18年1月及び2月に、宮崎市内の飲食店で「天かす」の放置を原因とする火災が発生し、それぞれ建物を全焼及び部分焼しています。
「天かす」が発火する過程及び発火危険環境等は次のとおりとなっておりますので、これらの内容を確認のうえ、「天かす」を取扱う場合は、日頃から十分ご注意いただきますようお願いします。
 
1.自然発火する過程
・うどん、そば用の「天かす」の調理終了。(一般的に 180 度の油で調理)
・調理が終了時点で「天かす」をザル等に入れる。( 100 度以上の高熱の状態)
・「天かす」表面の天ぷら油のために空気との接触面積が増え、酸化反応が促進されて発熱する。(発火に必要な量は少ないもので 500 g、通常 4 〜 5 Kg。)
・ 2 時間〜 10 時間後に発火する。
 
2.発火危険環境
・天ぷらを揚げる温度が高いほど発火危険がある。
・「天かす(揚げ玉)」が褐色になるほど加熱されているものがより危険である。
・「天かす(揚げ玉)」が小さく、量が多いものほど危険である。
・容器に詰めるなど、放熱環境が悪いほど危険である。
 
3.出火防止策
・「天かす」を大量に貯めない。
・熱がこもるような容器に入れない。

・調理場を離れる際には、「天かす」が冷えていることを確認する。

・「天かす」は放置すれば冷却されるものではない、ということを認識する。

 
 
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